今年3月、県内2店舗目としてハマクロス411にオープンした「京都フルーツ大福 果寿庵」。農家直送のフレッシュな果物を白あんと極限まで薄くした求肥で手包みしたフルーツ大福を手に入れようと、長い行列ができていたことを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そんな果寿庵の商品の特徴を、店舗を運営している株式会社aohama営業部長の栗田郁弥さんに伺いました。
白あんと求肥です。甘さを控えめにした白あんで薄くフルーツを覆い、薄い求肥で包むことでフルーツの味を引き立てています。また、加工品ではない新鮮なフルーツを使っているため時間とともに水分で求肥が溶けてしまうので賞味期限は長くても2日。そのみずみずしさこそ、果寿庵のフルーツ大福の特徴です。
テイクアウトなので基本的にお客様から感想をいただくことはあまりないのですが、テレビなどの取材の際には試食したレポーターの方から『みずみずしい』『上品な甘さ』『思ったより甘くないですね』と仰っていただきました。
そうですね。おそらく一般的なイチゴ大福のような甘さをイメージされていたのかなと。甘い黒あんにイチゴが入っていて、どちらかというとあんこを楽しむのが一般的なフルーツ大福。対して、甘さ控えめなあんでフルーツの新鮮さを味わっていただくのが果寿庵のフルーツ大福なのでそのギャップに驚かれたのだと思います。
季節の果物のみずみずしい断面をお楽しみいただけるように『餅切り糸』をお渡ししています。糸で切ることによって生まれる彩りをSNSに上げてくださる方も多く、大変うれしく思っています。
全国各地の農家さんから直送される季節のフルーツを、高品質で甘さ控え目の白あんと、お餅で、手包みしたフルーツ大福です。昔ながらの技法や伝統を守りつつ、その時々の流行を取り入れ季節感も味わえるフルーツ大福を是非ご賞味下さい。